【いずれも国指定重要文化財】
【国指定重要文化財】
像高161cm。文字通り「国を支える」守護神として東方に立ちます。顔を左下方にうつむかせ、腰を右にひねって胸前の両手で持物を握ります。
増長天像高158cm。サンスクリット語では「増長、増大した者」とされる五穀豊穣を司る守護神で南方に立ちます。顔を右下方に向け、左手を大きく振り上げて持物を握ります。
広目天像高166cm。「尋常でない、特殊な眼(=千里眼)を持つ」守護神で西方に立ちます。冑をかぶらず結髪し、炎髪を立てて正面を向き、右手を上げて持物を握ります。
多聞天像高162cm。「数多くの説法を聞く」守護神で北方に立ちます。独尊で祀られることも多く、その場合は“毘沙門天”と名を変えます。日本独自の信仰では七福神 の中の一体であり、財宝・蓄財の神とされています。顔をやや左下方に向け、腰をひねり、左手掌にのせた持物をにらみます。
【いずれも国指定重要文化財】
【いずれも国指定重要文化財】
【国指定重要文化財】
像高130cmで檜材の寄木造り。口を引き結び眼を伏せた厳しい表情で、こん棒を持った右手に左手を添えています。
像高127cmで檜材の寄木造り。正面を向き、眼を見開いて合掌するやさしい姿です。
【いずれも国指定重要文化財】
【国指定重要文化財】
像高225cm。筋骨隆々の忿怒相。阿は口を開けて最初に発する音で宇宙の始まりを表すとも言われています。吽と合わせて万物の根源を象徴するものです。
○吽形(うんぎょう) ・写真左像高240cm。吽は口を閉じて出す最後の音です。阿は息を吐くこと、吽は息を吸うこととの考え方もあり、二人が行動や気持ちを合わせる「あうんの呼吸」の語源になったとも言われています。